Work&Care研究会 ~ 仕事と介護の両立を学ぶ ~

Work&Care研究会レポート(2017年1月開催)

2017年1月20日:Work&Care研究会 『仕事と介護の両立支援』における管理職の役割

会場の風景
会場風景

今回は仕事と介護の両立支援において重要な役割を担う「管理職」に焦点を当て、『仕事と介護の両立支援における管理職の役割』をテーマとしてWork&Care研究会を実施しました。

当日は最高気温が3.7℃という1月の中でも最も寒い日だったにも関わらず、30社約40名の各企業・団体のご担当者様にご参加いただきました。

研究会は二部構成で行われ、第一部では具体的な事例を基にした模擬体験とグループディスカッションを通じて、多くの新しい「気づき」を体験していただき、第二部では「介護とキャリア」「管理職、企業は何をするのか?」といったテーマについてデータに基づいた講演をお聞きいただきました。

第一部 「管理職向け仕事と介護の両立セミナー」模擬体験

第一部プログラム

第一部プログラム

第一部では、弊社のサービスの『管理職向けセミナー』を体験していただきました。

介護保険制度についての説明や介護休業法のポイントの解説といったことだけではなく、参加者をグループにわけ、具体的な状況設定をしたうえで「管理職のあなたがその状況に直面したらどう対応する? 」といった模擬体験とグループディスカッションを行いました。

ワークはやや緊張した面持ちでの自己紹介から始まりましたが、ディスカッションをしていく中で緊張の糸もほぐれ、グループ内での意見交換も活発に行われるようになっていきました。

グループワーク中
グループワーク中

模擬体験がいかにも身近にありそうな状況設定であったこともあり、交わされる意見もかなり具体的なものになりました。

ディスカッションのあと「やっぱり管理職は重要ですね」「わが社の管理職の意識改革が必要だ!」といった声も聞かれました。

第二部 「管理職のまきこみ(支援)と働き方改革」

第二部プログラム

第二部プログラム

第二部では学習院大学経済学部特別客員教授の松原光代氏をお迎えして、「管理職のまきこみと働き改革」のテーマで講演をしていただきました。

松原氏は、人的資源管理や女性労働を専門にしていて、今回は「介護にかかる時間と仕事の関係」や「介護をしている時の働き方とキャリア意識の関係と影響」「企業または管理職として何をすべきなのか」といった点についてご説明いただきました。

松原氏による講演
松原氏による講演

実際に働きながら介護をしている従業員が、どの時間帯にどれくらいの時間介護をしているのか?それが仕事にどのような影響を与えているのか?といった実証的な調査研究の成果をご報告いただくと同時に、今後の働き方改革の流れの中で、管理職をどのように支援していくべきかという内容には、参加者からも目新しい視点で興味深かったというご意見もいただきました。

講師:松原光代氏プロフィール

松原氏

学習院大学経済学部特別客員教授。
学習院大学経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。
東京大学社会科学研究所特任研究員を務め、株式会社東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部主任研究員、中央大学特任研究員を経て、2015年4月より現職。
専門は人的資源管理、女性労働。主な論文として「短時間正社員制度の長期利用がキャリアに及ぼす影響」著書として「人を活かす企業が伸びる」「ワーク・ライフ・バランス-仕事と子育ての両立支援-」『ワーク・ライフ・バランスと働き方改革』他

総括

研究会の満足度
(有効回答のみを集計)

仕事と介護の両立支援における管理職の役割とは何か。今回はこのテーマで研究会を実施しました。

従業員の方向けに「仕事と介護の両立セミナー」を実施すると、必ずその後のアンケートで「セミナーはとても役立ったが、こういうセミナーにぜひ管理職にも出てほしい」、「一人でも多くの人、特に管理職には全員聴いてほしい」といった感想が寄せられてきました。また昨年度の研究会に参加された企業、団体にご協力いただいたアンケートで「仕事と介護の両立支援に取り組むことの最終的なゴールは何ですか」という質問の回答で最も多かったのが「個々の職場、現場の中でワークライフバランスが実現できること」でした。まさに「管理職」の言動が両立支援の上での要(かなめ)となります。

今回の研究会は、仕事と介護の両立支援における重要な役割を担う「管理職」に焦点を当て第一部では、弊社のサービスの1つである管理職向けのセミナーを体験していただきました。ケーススタディに熱心に取り組まれ、その後のグループディスカッションは非常に盛り上がっていました。模擬体験を通して、自社の管理職にどのようなアプローチをすればよいのかを考えるヒントになった、具体的なイメージがわいた、などのご感想をいただきました。

第二部では、人的資源管理や女性労働を専門とする学習院大学経済学部特別客員教授である松原光代氏から「管理職のまきこみと働き改革」のテーマで講演をしていただきました。実際に働きながら介護をしている従業員がどの時間帯にどれくらいの時間介護をしているのか、それが仕事にどのような影響を与えているのかといった実証的な調査研究の成果をご報告いただくと同時に、今後の働き方改革の流れの中で、管理職をどのように支援していくべきかという点も説明していただきました。「たくさんのデータを紹介してもらい、とても説得力があった」「こうしたエビデンスはこれから社内制度を整備していく上で重要なので役立った」等、高い評価をいただきました。

今回の研究会について「非常に勉強になった」「ディスカッションで他社の色々な取り組みや問題意識が聞けてよかった」「次回も楽しみにしています」などの感想をうかがいました。

次年度も計画が決定次第、当サイトでご案内して参ります。

参加された方のご感想の例
  • 事例が身近でイメージしやすかった。限られた時間の中で、要点をうまく伝えていただけたと感じます。
  • ケーススタディをグループディスカッションすることで、様々な気づきが得られた。
  • 模擬が体験でき、管理職へのアプローチの糸口がつかめました。
  • データにもとづいた話で説得力があった。介護とキャリアの話は興味のあるテーマだった。
  • 他社の方との意見交換をもう少しできるとありがたいです。
  • とても内容のこいセミナーで勉強になった。社内での取組みへの足がかりになりそうです。
  • 内容やデータは視点が目新しかったので興味深い。時間が短いのが残念。

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