ホーム選びに重要な6つのポイントや入居までの流れ、高齢者向け施設の種類と特徴など、費用・体制・生活スタイルに合った選び方を解説します。
「その方にふさわしいホーム」は、その方によって異なります。
本当に良いホームに出会うためには、優れている・劣っているという視点ではなく、そのホームの特性・個性を見て、そこでどんな暮らしができるのかをイメージすることが大切です。
「介護は突然やってくるもの」とよく言われますが、イザというときに慌てて探すのではなく、早めに事前準備を始めることで、納得感・満足感のある施設選びができます。
まずは、見通しを立てて、余裕を持って施設探しができるようにしましょう。
STEP 1
情報を得る
有料老人ホームの種類や特徴、費用、介護保険サービスの利用可否などを、本やインターネット、地域包括支援センターの資料で調べる。
STEP 2
施設のタイプを決める
立地や環境、費用などの条件と合わせ、どんなタイプのホームでどんな暮らしをしたいか、何を優先するか、入居者本人や家族の希望にあった施設のタイプを決める。
STEP 3
施設の情報収集・検討
希望条件にあう地域・タイプの施設へ資料を取り寄せ、サービス内容や費用、設備などを比較検討する。条件に合うホームを複数選び、質問事項も整理しておく。
STEP 4
見学
実際に足を運んで見学する。
環境や設備などをチェックし、あらかじめ整理しておいた疑問点などを質問する
STEP 5
体験入居
入居したいホームが決まったら、できれば1週間ほど体験入居をし、施設内の雰囲気やスタッフの対応など書面からは伝わりにくいことを確認する。
STEP 6
契約
本人の意思を再確認する。
施設への疑問点は納得するまで聞いて解決し、その上で契約。
高齢者向けの施設は実に多種多様で、設備やサービス内容・費用など、施設によって様々ですが、おおまかに種類ごとの特徴があります。まずは、種類ごとの特徴を把握しておきましょう。
※施設によって提供内容や受け入れ基準、費用等が異なる場合がございますので、詳細については各施設までご確認ください。
介護付き有料老人ホーム
(介護専用型)
介護付き有料老人ホーム
(混合型)
住宅型有料老人ホーム
健康型有料老人ホーム
入居対象者 - 自立
×
◯
◯
◯
入居対象者 - 要支援
×
◯
◯
×
入居対象者 - 要介護
◯
◯
◯
×
前払金
0円~1億円を超えるものまで幅広い
0円~1億円を超えるものまで幅広い
0円~1億円を超えるものまで幅広い
0円~1億円を超えるものまで幅広い
月額費用(目安)
約15~40万円
約15~40万円
約15~40万円
約15~40万円
介護保険サービスの内容
「一般型」は施設スタッフにより介護サービス提供。「外部サービス利用型」は外部の介護サービスを利用
「一般型」は施設スタッフにより介護サービス提供。「外部サービス利用型」は外部の介護サービスを利用
外部の介護サービスを利用
なし
運営
民間企業や社会福祉法人など
民間企業や社会福祉法人など
民間企業や社会福祉法人など
民間企業や社会福祉法人など
特徴
要介護者が入居でき、介護保険法の特定施設入居者生活介護(食事・排泄・入浴等の介護、日常生活・療養上の世話、機能訓練等)の指定を受けた老人ホーム。一般型と外部サービス利用型がある。
自立者から要介護者まで入居でき、介護保険法の特定施設入居者生活介護(食事・排泄・入浴等の介護、日常生活・療養上の世話、機能訓練等)の指定を受けた老人ホーム。一般型と外部サービス利用型がある。
食事や見守りなどの生活支援を受けられる老人ホーム。介護が必要な場合は入居者が外部事業者を選ぶため、サービス内容や費用は人により異なる。
自立した高齢者が老後の暮らしを楽しむための老人ホーム。新規建設がないため施設数は少ないのが特徴。
契約形態は、
?
が中心。
サービス付き高齢者向け住宅
入居対象者 - 自立
○
入居対象者 - 要支援
○
入居対象者 - 要介護
○
前払金
原則として不要だが、敷金2~3ヶ月分を支払うのが一般的
月額費用(目安)
約15~30万円
※食費は含まれない
介護保険サービスの内容
外部の介護サービスを利用
特定施設入居者生活介護の指定を受けている施設の場合は、スタッフにより介護サービス提供
運営
民間企業や社会福祉法人など
特徴
バリアフリー構造の高齢者向け賃貸住宅。安否確認と生活相談が必ず付き、居室は原則25㎡以上。自由度は高いが、要介護度が高いと継続居住が難しい場合もある。
特別養護老人ホーム
(特養)
介護老人保健施設(老健)
入居対象者 - 自立
×
×
入居対象者 - 要支援
×
×
入居対象者 - 要介護
要介護3以上
◯
前払金
不要
不要
月額費用(目安)
旧型(4人部屋)約10万円~
新型(個室ユニット型)約18〜25万円
8~16万円(従来型多床室)
※個室の場合は上記以上もあり
介護保険サービスの内容
施設スタッフにより介護サービスを提供
施設スタッフにより介護サービスを提供
運営
社会福祉法人や地方公共団体など
社会福祉法人や医療法人など
特徴
常時介護が必要で在宅介護が困難な高齢者へ、介護サービスを提供する施設。比較的安価だが、入居まで数年待つ場合があり、個室のほか多床室も多い傾向がある。
治療後に在宅復帰を目指してリハビリを行う施設。医師や理学療法士などが常駐し、医療・介護・生活支援を提供。多床室と個室があり、入居は原則3ヶ月以内。
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
入居対象者 - 自立
×
入居対象者 - 要支援
要支援2以上
入居対象者 - 要介護
○
前払金
約30~50万円(不要な施設も)
月額費用(目安)
約12~25万円
介護保険サービスの内容
施設スタッフにより介護サービスを提供
運営
民間企業や社会福祉法人など
特徴
認知症の高齢者が少人数で共同生活し、介護や生活支援を受ける施設。所在地に住民票がある比較的軽介護の人が対象で、介護度が高くなると住み替えが必要な場合もある。
-有料老人ホーム-
-高齢者向け住宅-
-介護保険施設-
-地域密着型サービス-
-その他-
見学の際は、確認したいことを予め整理しておきましょう。主なチェックポイントをまとめておりますので、参考になさってください。
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